アメリカのスノーボード雑誌 Snowboarder Magazinから
Reo Takahashi Full Part 2015がリリースされてから約10日が経ちました。
海外の友人たちが僕のパートをシェアしてくれたり日本でも沢山の人がいい評価をしてくれてとても嬉しく思います。
このパートへの思いは今までのパートとは違い特別です。
先シーズン始まる前に今年でストリートを引退しようって思い始めたシーズン。
2年の映像で作品を作る世界一のクルーDEJA_VUと一緒に俺も燃え尽きようかなって思いストリート中心の生活に後悔の無い様に終わらせるためにシーズン中撮影し続けました。
精神的にも体力的にもハードなシーズンでした。
でもこのパートが発表されるまでは弱音は吐きたくなかったんだ。
よく言われるのがなぜストリートみたいな危ない場所で滑るのかってね。
外タレとも話した事ある内容だけど1番クリエイティブだしアート的要素があるしエキサイティングするしかっこいい!
まさにそうだと思うね。
ストリートの魅力はゲレンデにはない色味にロケーションのサイズ感
スノーボード用に作られたわけじゃない場所で
自分のスノーボード技術でどう攻略するか。
考えただけでもワクワクするね!
好きな格好して雪の白以外に色々な色のロケーションの中で自分を滑りで表現する。
映像を見ていて分かると思いますが僕は撮影の時色々な色の格好をしています。
見ている映像の中にスパイスを加えている感じかな
見ていてワクワクさせたいしね。
ロケーションでは無くあくまでも自分が主役だからね。
雪の上なら簡単だよ何色着ても目立つしね。
本当に危ないところで滑る時もあるけど板を履いた瞬間強くなれるし自信が出てくるんだよね。
満足いく映像を残した時は最高だよ!
理解されなくて良いんだ
みんなに理解されるような事してたらつまらないでしょ。
エクストリームスポーツにルールなんてないんだからさ。
9月に発表されたDEJA_VUのオープニングに出れたのは本当に嬉しかったね。
Snowboarder MagのSFDでも映像を使ってもらっているしね。
引退しようって思った理由はもちろん年齢もあるし
日本ではストリートって言う文化が中々受け入れられない。
でもストリートが好きだからやり続けていたんだ
毎年パートをオンラインでアップして すごいねって言われて。。
ここ何年かはその繰り返し。。
そんな生活に飽きてきたし
日本ではそこまでの評価をされない事に疲れてきちゃったんだよね
日本のメディアがダサいから出なくなったし
こんな姿勢だから出れなくなったしw
今でも思うのが海外が評価してくれるなら日本のシーンから嫌われても別に構わない。
ダサいシーンに媚び売って生き残りに必死な奴にはなりたくない
今まで大好きでやってきた事に悔いのないようにベストを尽くした2年間でした。
色々あるけど心残りなのが今まで海外のストリートシーンを繋いできた物が一気になくなる気がしてね。
俺の周りには将来有望な後継もいないしね。
海外シーンを目標に見てきた俺はとにかく日本のシーンに変わって欲しくて頑張ってきたんだ。
だけど一部のコンテストキッズのレベルがめちゃくちゃ上がってるだけで海外の様にはならないのはスノーボードメディアがダメなのもあるだろうね。
スノーボード協会も金集めに必死で 価値の無いプロライセンスを会員から約7万円集めて毎年400枚位発行して食えもしない自称プロばかりを増やすなら
もっと食える本当のプロフェッショナルを増やしてください。
協会はあっても全然良いと思うし大会だって沢山やったほうが良い。
だけど一度なったら金払い続ければ一生なれる制度や増えても減らさない考えは嫌いだね。
もっと競わせないとボケちゃうよ。
俺はもっと海外のスノーボードシーンみたいになってほしい
もちろん本国メーカーと輸入代理店の掛けれる広告費や契約金の差は凄まじいけど。。
海外では食えているのがプロ
プロライセンスってのがないからね
日本もプロって言わせないでA級とかS級とかって言えばややこしくならないと思いますが。。
スノーボードでしっかり稼いでいい生活しているからキッズ達が憧れる職業になるんだから
いつまでもプロって言葉を捨てれなくて肩書きはプロスノーボーダーってのも多いしさ。。
一般客と変わらない滑りでDVDに出て これがリアルだってさ…
でも普段はアルバイト生活。
だれがそんな自称プロを目指すんだ?
俺が始めた頃はそうじゃない
今よりはカッコよかったし憧れたよ
俺はその”憧れ”が大事だと思っているから
冬用のオレンジ号とは別に
欲しかった夏用の車を買ったんだw
冬には全く使えないマスタングねw
車はあくまでも趣味だからこんなふざけたのに乗る必要はないけどねw
乗れる余裕を見せるのも大事だと思っているからね。
話飛んじゃったけど。。
パートの最後にThanks、ありがとうって事で撮影に関わった人達の名前を載せました。
正直今は音信不通でムカつくし載せなくていいかなって思う人もいますが撮影に協力してくれた事は事実だしね。
本当に感謝しているし2年間でこんなに沢山の人と関わったんだなってね。
Thanks,ありがとう.
業界をディスったり言葉は悪いと思いますが俺はあくまでもプロスノーボーダーはかっこいい職業であって欲しい。
プロなんだからキッズの目標であって憧れの存在でいてほしい。
俺は誰もやっていない事をあえてやりたくてやった来たわけじゃない
決して狙っていたわけじゃなくてストリートが好きだからやってきたし後悔したくないから攻め続けたよ。
Snowboarder Magazinの記事です。
リンクが反映されないけど以下のURLをコピーしてみて欲しいです。
http://www.snowboarder.com/reo-takahashi-japanese-street-slayer-and-guide-to-the-pros/
高橋烈男のパートについての記事がアメリカのSnowboarder Magazinで特集が組まれています。
今まで一緒に撮影をしたトッププロが僕について話してくれていたり。。。自分で言うのもなんですが異例です。
こんな記事になるなんて夢にも見ていなかった事で嬉しくて感動しちゃいました。。
こうして海外の記事になったり
世界に通用するプロスノーボーダーになる事が夢でした。
正直年齢を言い訳にして諦めかけていた時期もありました。
諦めないで本当によかった。
アメリカのBansheeBungeeからプロ契約のオファーを頂いたり
今回の記事を含めて今本当に幸せです。
もちろん今年もやるからにはもっと上を目指したいと思っています。
だけど今回の評価については自分で自分を褒めてあげたいと思いますw
だから昔から欲しかった車を買ったんだけどね!
今現在では僕のスノーボード人生で最高の結果が出たと思います。
来年はそれを越える結果を出していきたいと思います。
すでに新しいプロジェクトが動いているからね。
僕のベストパート是非見てください!
Reo Takahashi 2015 Full Part.